車の冷却系統にてトラブルが発生すると、オーバーヒートとなり走行不能となってしまいます。その原因として一番多いのがラジエターやホースからの冷却液の漏れです。ラジエターは、コアと呼ばれるフィンの中へクーラントを流して風による熱交換を行っています。そのクーラントの入口と出口部は樹脂製のタンクが多く採用されています。銅製のフィン部との熱膨張の違いから、樹脂部にクラックが入り、そこから液漏れを起こすことがあり、飛び石等による破損を除くと、ラジエターの交換の要因の一番となっています。

また、ラジエターとウオーターポンプ、エンジンブロックのそれぞれの接続は専用のホースを用いています。耐熱タイプなのですが、ゴム製なので、経年劣化により、接続部から液漏れを発症する場合があります。

物理的な破損もありますが、接続部へ固定するためのバンド付近からの液漏れが一番多いです。締め付け部周辺が膨張してしまい、しなやかさを失ったゴムの間からクーラントが漏れてしまいます。これらの液漏れは、最初は少量な事が多く、なかなか気が付きませんが、車の下に液体のシミがあったり、クーラントのリザーバータンクの液面レベルが下がっていたりした場合は注意が必要です。